教習所の修了検定は何をするの?不安な人が知っておきたいポイント

2019.3.4 免許取得のコツ
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自動車教習所に通うことを検討している人が特に気になるのは「本当にちゃんと卒業できるの?」というではないでしょうか。ここでは、教習を進める過程で必ず受ける『修了検定』がどういうものなのか、また気をつけるべきポイントを紹介します。

教習所の修了検定とは

教習所の修了検定とは
教習所に通えば必ず受けることになる『修了検定』ですが、そもそもどういったものなのでしょうか。

対策を考えるためにも、おおまかな内容や流れを確認しましょう。

路上教習へ進む前の技能試験

『修了検定』とは、教習所によっては『技能検定』とも呼ばれ、路上教習へ進む前に受ける試験のことです。

この試験では、路上で運転できる技能が備わっているかを確認します。そのため、修了検定に合格しなければ仮免許を取得できず、路上教習へ出ることができません。

更に学科問題の試験に受かれば仮免取得へ

修了検定に加え、路上教習に出るためには、交通に関するルールや法律を覚えているかを確認する『学科試験』に合格しなければなりません。これは、修了検定に合格した後に受けることができる試験です。

加えて、修了検定を受けるには修了検定を受けるに値するかを判断する『みきわめ』を受け、良好の判断をもらう必要があります。

この『学科試験』と『修了検定』を合わせて『仮免試験』と呼びます。仮免試験に合格すれば仮免を取得でき、路上教習へと進むことができるのです。

修了検定の内容と運転時間

修了検定の内容と運転時間

仮免取得のための技能を確認する修了検定ですが、どのような内容で試験が行われるのでしょうか。

詳しい内容や採点方法、運転時間はどれくらいなのか、確認しておきましょう。

第1段階の技能教習効果が試される

教習には所内のコースで教習をする第1段階と、路上に出て教習をする第2段階があり、修了検定はこのうち第1段階の技能教習効果が試されます。

試験では踏切やS字クランクなど、教習所内のコースで習ったものを確認していきます。

修了検定の内容は、第1段階のみきわめでの内容が細かくなったものが多く、みきわめで良好をもらっていれば、必ずではありませんが技能が身に付いているため合格できるはずです。

あまり身構えることなく、自信を持って挑みましょう。

採点は減点方式

修了検定の採点方法は減点方式で、失敗するごとに減点されていき、減点が重なっていくと不合格になってしまいます

そのため、小さいミスなどもできるだけしないように、しっかりと技能を習得しておかなければなりません。

また、減点があまりにも多い場合や危険な行為、検定中試験官の指示に従わなかったときなどは『検定中止』になることもあります。

検定中止になれば即不合格となるため注意しましょう。

交代で所内を走行する

修了検定では助手席に試験官が座って、教習所内のコースを回りながら技能を確認します。この試験は約15分ほどで終わる場合が多いです。

試験では数人の受験者が1台の車内に乗り合わせ、交代で所内を走行します。1人が試験を終えると最初の場所まで戻り、その場で合否を発表され次の受験者の試験が始まるという流れです。

このときの順番は受験者側では決めることができません。そのため、初めて受験する人は最初になるかもしれないという不安もあるでしょう。

しかし、この順番は試験官が決めるとは言っても、初受験の人を考慮した順番になることが多いです。ほとんどの場合再受験の人が最初になり、流れをつかませてから初受験の人の順番になります。

修了検定は難しい?注意点をご紹介

修了検定の流れはつかんだものの、難易度はどれほどなのかわからず不安という人も多いでしょう。確かにどれだけ難しいのかわかっていないと、対策も取りづらいはずです。

そこで、修了検定の難易度を確認し、注意点を探っていきましょう。

減点されやすいポイントを知ろう

修了検定にも減点されやすいポイントというのがあります。それは『右折や左折をするときの安全確認をしないこと』や『左折するときに路肩から離れ過ぎること』です。

安全確認は大げさなぐらいするようにして、左折のタイミングもしっかり確認しておきましょう。

ほかにも、S字クランクや停車なども失敗しやすいポイントです。しっかり注意しておきましょう。

MT車の方はエンスト対策を

MT車の場合、エンストも注意すべき点です。

エンストとは『エンジンストップ』の略語で、クラッチというMT車特有のペダルを踏むタイミングや加減を間違えることで起きます。

特に『断続クラッチ』という、すでに発進した状態で行うクラッチで失敗するという人が多いようです。これは半クラッチというギアチェンジのときに使うクラッチをしっかり習得できていれば、コツをつかみやすいそうです。

教習の段階でうまくいっていない場合は、教官にアドバイスをもらってしっかりと対策しておきましょう。

再受験は可能だが追加料金がかかる

修了検定に不合格だった場合、もう受験できなくなったり退学しなければいけないわけではありません。

修了検定は補講を受けた後に再受験をすることができ、そこで合格できれば通常通り第2段階に進むことができます。しかし、その場合は追加料金がかかるため、何度も再受験することになれば、お金の面で厳しくなるでしょう。

修了検定で失敗したポイントをメモし、しっかり補講を受けて確認すれば、すぐに合格できるはずです。

修了検定が不安なとき、どうすればいいの?

修了検定が不安なとき、どうすればいいの?

修了検定の流れや注意点を確認したとしても、不安や緊張はするものです。しかし、試験で不安や緊張のしすぎは、失敗の原因にもなりかねません。

適度な緊張は強み。前向きに考えよう

緊張はしてはいけないものではありません。むしろ、適度なものは強みにもなります。

そもそも緊張とは、ノルアドレナリンという神経伝達物質が増え、血圧を上昇させて体の動きを活発にさせるとともに、ワーキングメモリという作業をするときの記憶領域の能力も高め、作業に対する能力を上げてくれる機能です。

しかし、緊張しすぎてしまうとノルアドレナリンが過剰に分泌され、ワーキングメモリに障害が起き、いわゆる『頭が真っ白』な状態になります。

緊張しないようにと考えると余計に緊張してしまうため、前向きに考え、少しの緊張は味方につけましょう。

苦手な項目こそ正確に、ゆっくりでOK

誰しも苦手な項目というのはあります。苦手な項目では緊張もしやすく、いつもはしない失敗も増えるものです。

苦手な項目で多いのが屈折コース、いわゆるクランクです。クランクでは失敗して脱輪する人が多く、また脱輪すると検定中止になってしまう難関でもあります。

S字クランクでは低速を意識し接触しないように、L字クランクではハンドルを切るタイミングが早くならないように注意しましょう。

また、もし脱輪しそうになっても落ち着いてやり直し、切り返しましょう。一度であれば構いませんが、何度も繰り返すと減点対象になるため、気をつけてください。

苦手な項目もゆっくり正確に、やり直しつつ対処していくことを心がけましょう。

まとめ

修了検定では第1段階の技能教習効果を確認し、合格すれば仮免試験を受験でき、路上教習に進めます。しかし、教習所で初めて受ける技能試験のため、緊張して失敗するかもしれないという不安が拭えない人も多いはずです。

そういうときは紹介した対処方法を思い出し、適度な緊張を味方にして落ち着いて臨めば、スムーズに合格できるでしょう。

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