普通自動車免許の取得にかかる費用一覧。お金はどうやって用意する?

2019.3.4 免許取得のコツ
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合宿免許予約ガイド

自動車離れが進んでいると言われる昨今でも、依然、普通自動車免許の取得を望む人は多くいます。ですが、自動車免許の取得にはそれなりに費用もかかります。そこで、決して安くはない免許取得費用の工面の仕方についてまとめました。

普通自動車免許取得の教習所にかかる費用

普通自動車免許取得の教習所にかかる費用
自動車免許を取得するには、教習所に通ったり、合宿に参加したりといった方法がありますが、まず最初に解説するのは、教習所に通って免許を取得する場合の費用についてです。

入学金は平均いくら?

一言で入学金と言っても教習所によって違いますが、数万円はかかるとみてよいでしょう。ただし、入学キャンペーンなどで、入学金が0円になる場合もあります。

少しでも安く入学したいと考えるなら、入学キャンペーン中に申し込むのがおすすめです。

もともと入学金無料という教習所もありますが、この場合は、他の費用が高い場合もあります。単に入学金が無料だからと言って、費用は少ないとは言い切れないので注意しましょう。

教材、教習の費用

自動車免許取得にかかる費用は、大きく分けると以下のようになります。

  • 教科書費用
  • 技能費用
  • 学科費用
  • 効果測定費用
  • 検定費用

教材や教習にかかる費用は、基本料金として一括で計上されるので、はっきりとした金額はわかりませんが、やはり入学金と同じようにそれぞれ数万円はかかるとみてよいでしょう。

検定費用は、一回で合格できなかった場合には追加料金がかかる場合もあります。また、通常よりも短い授業時間で取得したい場合には、オプション料金もかかります。そのため、トータルの費用は個人差が出てしまうのが普通です。

自動車普通免許でも、AT限定免許とMT含めた免許では金額も変わりますし、教習所によっては学生料金を採用しているところもあるので、いくつかの教習所の料金体系を比較してみて、どこを利用するか決めましょう

卒業検定代

卒業検定費用は、一回で合格できれば1万円もあれば間に合うことが多いです。ただし、一回で合格できなかった場合には、追加料金がかかるので、安く済ませるためには一発合格を目指していきましょう。

運転試験場でかかる費用

運転試験場でかかる費用
教習所を卒業し、検査合格証明書を取得したら、今度は警察署の運転試験場で、正式に免許を交付をしてもらいます。実はここでも費用がかかりますので、解説していきましょう。

教習所を卒業していれば学科試験のみ

運転試験場では、技能試験と学科試験、そして適正試験が行われますが、教習所を卒業し、『卒業証明書または修了証明書、技能審査合格証明書』を持っている場合には技能試験が免除されます。その場合、適正試験と学科試験のみを受験して合格すれば、免許を取得できます。

ただし、これらの証明書類が認められる条件として、卒業証書は検定を受けた日から1年以内のもの、修了証明書または技能審査合格証明書は検定を受けた日から3カ月以内のものに限りますので、教習所を卒業したらなるべく早く運転試験場で免許を交付してもらいましょう。

東京都の手数料の例

肝心の費用ですが、これは都道府県によっても差がありますので、ここでは東京都を例にします。

東京都の場合は受験手数料1750円、免許交付料2050円、合計3800円が手続きの際にかかります

これは一発で合格した場合の費用ですので、一度で合格しなければ受けた回数だけ受験料がかかります。

合宿免許スクールに通う場合は?

合宿免許スクールに通う場合は?
次は、合宿をしながら免許を取得する場合の費用について解説します。合宿の場合は、教習所側のスケジュール管理のしやすさや、地価の安い地方にある場合が多いことから、費用は教習所よりも安い傾向があります。

広島の教習所と合宿を比較してみよう

では、実際どのぐらい安いのかというのを、広島県の教習所と合宿を比べてみましょう。まずは広島県の教習所の料金を確認してみます。

普通自動車標準コースでMTの場合は26万4000円(税別)、ATの場合は24万4000円(税別)かかります。この金額はあくまでも基本料金ですので、仮免許試験の際には、別途料金がかかります。

これに対して合宿免許の場合は、20万円にも満たない場合もあり、かなりお得な印象があります。ただし、部屋は相部屋かシングルの部屋なのか、などの条件によって費用が変わってくるのでプランをよく確認しましょう。

それ以外にも、費用の中に何が含まれているのかチェックが必要です。合宿免許費用には、以下のものが含まれています。

  • 入学金
  • 学科教習料
  • 技能教習料
  • 検定料
  • 宿泊代
  • 食事代

このように、免許取得の為の基本的な費用は含まれますが、仮免許取得の際にかかる費用は含まれないので注意しましょう。また、食事なしプランを利用する場合には、食費を別に用意する必要があります。

また、コインランドリーの利用料など雑費もかかるので、現金は多めに用意して合宿に参加しましょう。

遠方の合宿所の場合では、移動の際の交通費もかかる場合があるので注意しましょう。なお、この交通費は合宿プラン費用に含まれている場合もあります。

閑散期に入校すればさらにお得に

合宿で免許を取得するには、約2週間ほどの休暇が必要になるため、合宿参加者は夏休みや春休みなどの長期休暇に集中しがちです。

中でも春休みに入る2月から3月にかけては申込者が最も多くなるため、この時期は費用も高めに設定されています。

しかし、休暇が簡単に取れない時期、つまり4~7月の間と、夏休み明けの9~11月にかけては合宿所は閑散期となり、費用も安くなっているのです。

繁忙期と閑散期では、費用が10万円以上違う場合もありますので、費用を少しでも抑えたいなら、閑散期がねらい目です

費用を工面する方法

費用を工面する方法
教習所で取得するにしても、合宿で取得するにしても、費用が数十万はかかります。高額ともいえる金額ですが、工面する方法はさまざまです。

親に援助をしてもらう

学生の場合は、費用を親に出してもらう、という人は多いでしょう。社会人になって費用を返すとしても、親なら信頼感があるので安心です。

アルバイトでコツコツ貯める

アルバイトでお金を貯めて自分で払うという人も多くいます。学生と言えば、お金は無いけど時間はある、という人も多いので、学業の合間を縫って働き、費用を工面することは可能です。

しかし、早く免許を取りたいと考え、仕事をぎっしり入れてしまうと、肝心の学業もおろそかになり、体力的にもかなり消耗してしまう恐れがあります。

アルバイトで費用を工面したい場合は、一気に稼ごうとせずに、長期的にコツコツ貯めたほうが良いでしょう。

分割払いやローンという方法も

金融機関では、免許ローンといった商品もあります。また、クレジットカードやキャッシングなどの方法で費用を工面することも可能です。

しかし、この方法は、金利がかかるので、費用が割高になってしまうのが欠点です。『お金は無いけど、今すぐ取得したい』場合では有効な手段と言えるでしょう。

ローンやキャッシングを利用せず、現金で工面する方が将来の為にもプラスになることが多いので、この方法はあくまでも最後の手段と考えたほうが無難です。

 
自動車免許ローンについてはこちらでも詳しくご紹介しています。ぜひ、確認してみてくださいね。

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まとめ

今回は、普通自動車免許取得にかかる費用に関する情報をご紹介しました。

免許を取得するには費用がかかりますが、取得しておいて損はない資格です。費用を上手に工面しながら、免許取得を目指しましょう!

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