運転中の眠気覚ましにはどんなものが効果的なのかについて

2021.8.20 交通ルール・運転

日常生活において自動車が欠かせず、ほぼ毎日のように運転している方や運転が仕事というか方もいらっしゃるでしょう。

現在、合宿免許や教習所に通っているという方もいらっしゃるでしょう。

そんな自動車の運転中に眠たくなってしまった経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

穏やかな気候でのドライブや渋滞しそうな高速道路などは思わず眠たくなってしまうシーンと言えます。

そこでこちらの記事では、自動車運転中の眠気覚ましに効果的なものや、対処法についてご紹介していきます。

 

自動車の運転中に眠たくなってしまう原因とは

合宿免許や教習所に通っている方は学業や仕事との両立などで、睡眠不足の中教習を受ける場合があるかもしれません。

誰でも1度は運転中に眠たくなる経験をしたことがあるかと思います。

まずは運転中に眠たくなる原因について見ていきましょう。

眠たくなる原因には2つの理由があるとされています。

1つ目は疲れて眠たくなる「恒常性維持機構」です。

2つ目は夜に寝ると眠たくなる「生体時間機構」です。

1つ目の恒常性維持機構とは、安全運転をするための確認や視覚、肉体的な疲労から眠たくなります。

合宿免許や教習所に通っている方や卒業したばかりの方などで緊張感のある運転と目からの情報によって最適なハンドル操作をするためです。

さまざまな神経を刺激して緊張をもたらすことが原因になるのです。

2つ目の生体時間機構は、寝不足や夜間の運転などによって眠たくなります。

運転前には十分な睡眠をとることが重要です。

仕事や試験が続いて寝不足であったり、長距離の移動で寝る時間を削っていたりするという場合は、誰でも眠くなります。

食事の後の運転にも注意が必要です。

糖質の摂取で引き起こす血糖値の上昇が原因となる場合もあります。

単調な高速道路でも注意が必要です。

脳への刺激が少なくなり、眠たくなる原因にもなると思えておくと良いでしょう。

 

運転中の眠気覚ましに効果のあること

ここからは眠気覚ましの方法について、代表的な方法をいくつかご紹介します。

 

コーヒーを飲む

コーヒーを飲むことは1番メジャーな方法ではないでしょうか。

定番で運転中だけでなく、勉強中や仕事中にもコーヒーを飲むという方は多いのではないでしょうか。

コーヒーにはカフェインが多く含まれているので眠気覚ましに効果があると言えます。

コンビニやサービスエリア、自動販売機で気軽に買うことが出来ます。

また、コーヒーを買うために自動車の外にでて歩くことでも眠気覚ましになることもあります。

コーヒーが苦手だという方は、エナジードリンクでもコーヒーと同じくらいの効果を得られるでしょう。

 

ガムをかむ

ガムを噛むこともよく聞くことだと思います。

近年ではガムの種類でもスッキリ眠気が覚めるようなガムもあります。

ガムを噛むということで、脳を活性化させることが眠気覚ましに効果があります。

咀嚼が必要な食べ物を食べながらの運転も眠気覚ましに良いかもしれません。

車内に常備しやすいボトルタイプのガムをおいておけば、いざという時に役立つでしょう。

 

顔を洗う

朝起きてから冷たい水で顔を洗うとスッキリしますよね。

それと同じで洗顔が効果的です。

水が交感神経を刺激することによって効果があらわれます。

高速道路だとサービスエリアで顔を洗うことが可能です。

一般道路だとコンビニのトイレなどで顔を洗うと良いでしょう。

冷たい水が効果的ですので、水に浸したタオルを持って行くのも1つの方法です。

おしぼりや洗顔シートでも代用できるでしょう。

コンビニのトイレなどに抵抗がある方はこちらの方が良いかもしれません。

また、車を停めずに顔を洗うのと同じ効果を得られるでしょう。

 

大声を出す

大きな声を出すと記載しましたが、大声を出すこと以外にも歌を歌うことや同乗者とおしゃべりをすることも効果的です。

1人で運転している時はより退屈ですので大声で歌うことがおすすめです。

そうすることで脳を刺激し、活性化するので効果があると言えます。

合宿免許や教習所に通っている方は、歌を歌うことが出来ないので指導員の方に質問をしながら会話をすると良いでしょう。

 

窓を開ける

快適な温度の社内で運転していると眠たくなりがちと言えます。

そのため、運転中はこまめに窓を開けて空気の入れかえをし、リフレッシュしましょう。

冷たい空気があたって気持ちいいドライブになるでしょう。

また、運転席だけでなく後部座席の窓も開けると同乗者の車酔いの対策にもなります。

 

ストレッチをする

深呼吸をしたり、ストレッチをしたり体を動かすことで身体の血流がよくなります。

それによって脳が活性化されます。

高速道路でサービスエリアに立ち寄った際にはストレッチをするのもおすすめです。

しかし、渋滞している際に睡魔に襲われることがあります。

そんな時には、少し伸びをするだけでも効果はあるかもしれません。

 

仮眠をとる

眠気覚ましでどのくらい効果があるか分かりませんが、仮眠をとることも大事です。

15分、30分だけでも仮眠をとるだけでもかなり眠気覚ましに効果的でしょう。

上記で説明した方法を試しても効果がなかったという場合には仮眠をとることがおすすめです。

仮眠をとり、すっきり起きた後は少し体を起こすように動かしましょう。

合宿免許や教習所に通っている方は、技能教習の前に少し仮眠をとると教習に支障がでないでしょう。

 

2時間に1回は休憩する

友人などとのドライブにいった際に、運転できる人が何人かいる場合は必ず順番に運転しましょう。

休憩を取る際の目安は2時間です。

1人の運転でも2時間に1回以上の休憩をとることをおすすめします。

 

居眠り運転の事故について

居眠り運転の事故は聞いたことがあるかと思います。

居眠り運転の事故は死亡率が高い傾向にあります。

ハンドルやブレーキの操作で危険回避ができず、減速できないまま事故を起こしてしまうため死亡率が高まっております。

こうした事故が多いため、高速バスやトラックドライバーなどの従業員の方には睡眠不足チェックが義務付けられております。

 

おわりに

今回は、運転中に眠気覚ましをする方法や処法についてご紹介いたしました。

日々の生活が運転中の眠気につながります。

運転することが分かっている場合にはその前には十分な睡眠をとりましょう。

眠気覚ましの方法には、コーヒーを飲むことから体を動かすことまで幅広く紹介しました。

コーヒーが苦手な方は、エナジードリンクでも良いでしょう。

カフェインを多く含む飲み物が良いとされております。

カフェインを摂取したからといってすぐに効果が出るわけではありませんので前もって摂取するようにしましょう。

合宿免許や教習所に通っている方で教習時間の前に空き時間がある場合は、仮眠をとってもよいです。

少しでも異変を感じたらすぐ路肩などの安全な場所に停止することやサービスエリア、パーキングエリアに行くことをおすすめします。

仮眠を取ることも大事な眠気覚ましです。

ガムや昆布、するめなども運転時にはおすすめです。

飲食をして脳を活性化させることも効果的です。

目薬が1番効くという方もいらっしゃるでしょう。

効果には個人差があるため、どんな方法が自分に合っているのかを見つけてみて下さい。

楽しいドライブが事故により最悪な思い出とならないように気をつけましょう。

合宿免許や教習所に通っている方は、居眠り運転は危険運転ですので無理に運転することはやめましょう。