合宿免許で行う危険予測ディスカッションとは

2020.10.20 免許取得のコツ
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合宿免許予約ガイド

危険なシーン

合宿免許に通っていると様々な教習を受けます。

教習を受けることで交通ルールなどを学び試験に合格したら、そこで免許取得となります。

合宿免許に参加している時でも、教習所に通っている時でも、卒業してからでも事故は避けたいものです。

事故につながる原因などは、車を運転して初めて感じるということも多いでしょう。

こちらの記事では、その中でも危険予測ディスカッションについてご紹介いたします。

 

危険予測ディスカッションとは

危険を予測した運転をしますがセット教習とも呼ばれます。

それは一体どのような内容の教習になるのでしょうか。

2限を通して行われます。

教習生が複数人(多くて3人)で同じ教習を受けます。

1人ずつ運転してその運転のいいところや、気を付けるべきところを見つけてディスカッションしていく教習となっております。

これは第二段階に入ってからの教習です。

路上では教習車以外の車がたくさん走っているし歩行者もたくさんいます。

飛び出してくる危険性が高い子どもや高齢者の方もいます。

こうした危険を考えず運転を続けていると事故につながりやすいです。

自分では気づかなかったことを一緒になった教習生からの客観的に見た指摘で気づけることもあるでしょう。

運転していない時は、この場面で自分だったらこういった運転をするなど、考えなどの違いを比較しながら教官のアドバイスを聞きながら安全な運転を学びます。

合宿免許に1人で参加している方の場合は、あまり馴染めていない子と一緒になる場合があります。

教習所に通っているという方は初対面の人と一緒になる可能性がございます。

そんな時は改善点ばかりを言うのは気が引けます。

1つの指摘をする際は2~3つ良かったポイントを述べるようにすると空気が悪くなることもなく終えることができるでしょう。

このように教習生同士で感想や指摘する部分を言い合って運転技術を高めることが危険予測ディスカッションの目的なのです。

 

危険予測のポイント

危険予測の教習

合宿免許や教習所に通っている際はもちろんのことですが、卒業してからも運転には気を付けるべきポイントがあります。

できるならば一生事故を起こさず、事故に巻き込まれることなく過ごしたものです。

周囲をよく見て、事故が起こりそうなシチュエーションを探します。

まっすぐな道路を走っているだけでも歩行者が飛び出してくる場合があります。

トラックが駐車していて対向車が見えないというシーンなどもございます。

こうした場面で予想されることとあわせて安全確認の手順が重要となります。

ルームミラー、サイドミラー、死角の目視です。

前方だけでなくミラーを使って後方なども確認をして、特に死角は目視します。

窓を少し開けておくことで耳からも危険予測ができます。

それでは、事故が起きやすい交差点での危険予測を見ていきましょう。

交差点を右折する時は対向車の影から二輪車などが直進してくる可能性や信号が点滅して歩行者や自転車が横断することがあります。

危険に合わせていつでも停止できるスピードで右折することが危険を回避するポイントです。

次に左折する時ですが、歩行者の横断は右折時の注意点と同じです。

二輪車が直進してくる可能性があります。

これは合宿免許などで、第二段階が始まると必ず注意しなければいけないことです。

左折する際はあらかじめ左側に寄っておき二輪車などが入れないようにすることで巻き込みが防げます。

危険予測を意識しすぎていつも以上にゆっくり走ることや必要以上に減速することは迷惑がかかります。

徐行するところ、停止線、交差点に入る前での停止可能な場所なのかといったポイントに気を付けて、「かもしれない」運転を心がけましょう。

 

危険予測ディスカッションは大切

教習所によっては危険予測をシミュレーションで行うところもあります。

合宿免許でも同じです。

シミュレーターは実際の運転とは感覚が異なりますが、実際に起こるであろう危険を再現したものです。

危険を察知するということが大切なのでシミュレーターで歩行者や自転車などと当たっても自信を失くさないで安心してください。

まっすぐな道や交差点、渋滞の時など色んな場面での危険が予測されます。

運転に慣れてきた頃に事故を起こしやすいです。

事故を回避するために行われる教習ですので大切な教習です。

合宿免許の場合は地方に行くことが多いので、地元で運転すると交通量が多くなったという場合があります。

合宿免許先の環境で慣れていると危険が大きくなりますので危険予測は大切なのです。

 

おわりに

今回は、危険予測ディスカッションについてお伝えしました。

車の運転は便利であるとともに危険な事も多いです。

合宿免許ではしっかり危険予測ディスカッションを受けてどういった危険があるのか、運転の良かったところ、悪かったところを教え合いましょう。

こういった機会があるのは合宿免許や教習所に通っている時だけです。

合宿免許予約ガイド

他の教習生が上手だったと思うところは、自分にも取り入れてみると良いでしょう。

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合宿免許お役立ち情報編集部

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